戸籍謄本と抄本の違いって何?
戸籍謄本は、戸籍簿全ての写しのこと。戸籍抄本は、戸籍簿の中の一部分の写しのこと。
現在は、戸籍謄本のことは戸籍全部事項証明書といいます。
戸籍抄本は、戸籍一部事項証明書、もしくは戸籍個人事項証明書といいます。
しかし、今でも役所の人も、謄本・抄本と言っています。そのほうが言いやすいですよね。
戸籍抄本には、1人だけではなく、家族の中の2人とか3人だけを証明したものもあります。
相続手続きで被相続人の戸籍簿を取寄せするときは、必ず謄本を請求してください。抄本だと相続手続きには全く使えません。なぜなら、抄本だと、もしかしたら相続人がどこかに隠れているかもしれないからです。