離婚すると戸籍はどうなる?

離婚すると、戸籍筆頭者以外の配偶者が戸籍からでることになります。

現在の戸籍は、夫婦と子供単位で作られています。
離婚すると夫婦でなくなりますので、片方が戸籍からでます。殆どの場合は男性が戸籍筆頭者になっていますので、ここでは女性が戸籍からでると仮定してご説明します。

戸籍から出た女性は、元の両親の戸籍に戻るか、新たに自分を戸籍筆頭者にした戸籍を作るかを選択します。
両親の戸籍が既に除籍になっている場合は、その戸籍に戻ることはできません。
又、子供の姓が変わることを防ぐなどの理由で婚姻時の姓を名乗ることができますが、その場合も必ず新しい戸籍が作られることになります。

昭和時代の戸籍までは、離婚して戸籍からでた配偶者欄にはバツ印がつけられ、それがバツイチの語源になっていますが、平成の戸籍にはバツ印はありません。バツイチという言葉だけが末永く生き続けるのでしょう。


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