数次相続とは?

数次相続とは、ある人が死亡し(相続発生)、その時まだ生きていた相続人が、 遺産分割協議が終わる前に死亡してしまったケースを言います。
推定相続人が先に死亡すると代襲の可能性があり、後で死亡すると数次相続の可能性があるのです。
この場合、一度、あとで死亡してしまった人に対して、先に死亡した人の分の 相続を行い、そのあとで、後で死亡した人の分の相続を行うことになります。
一番大きな違いがでるのが、後で死亡した人の配偶者の扱いです。
普通の場合、親が死亡して子供が相続する場合、子供の配偶者は相続に 何の関係もありませんが(遺言でもあれば別ですが・・・)、数次相続の場合は、 相続を受けた子供の配偶者として1/2の法定相続分があることになるのです。


サブコンテンツ

このページの先頭へ