相続財産調査

相続手続きのなかで、相続人調査と並んで大変なのがこの相続財産調査です。
家族に財産のありかを聞き、不動産の登記簿謄本や評価証明・通帳や株券・ゴルフ会員権や車検証などプラスの財産のほかに、借金も探します。
探しだしたものを資産と負債に分け、又、それぞれを不動産、金融資産、その他資産に分け一覧表にします。これを「相続財産目録」といいます。

負債は家族も知らないことがあるので、故人が保管しそうな場所を丹念にしらべ、契約書やクレジットカードなどを全て相手に確認します。未払いの税金や損害賠償義務なども負債に入ります。郵便物などを入念に調べる必要があります。

相続税の支払いをしているのは全体の4%に過ぎず、明らかに相続税申告の対象にならないという場合が多いでしょうが、遺産分割時に相続人全員が金銭価値を明確に認識したうえで分割協議することは、後々のトラブルを防ぐ為にも意味あることですから、資産査定は専門家に依頼するなどして確実に実施するようにしましょう。

相続財産目録の見本

不動産の査定

土地は税務署にある路線価図と固定資産評価倍率表で求めます。
居住用や事業用の土地は、居住している相続人が居住している場合は評価額の80%減額できる制度があります。建物は固定資産税評価額が査定額となり、役場の固定資産台帳をみれば分かります。

株券の査定

上場されている株券の価格は、死亡した日の終値か、直近3カ月の各月の平均価格の最も低い価格です。
上場されていない株券の価格(故人が会社経営者だった場合など)は専門家に査定を依頼した方がよいと思います。

その他の財産の査定

自動車などは、調達価格(今それを買ったらいくらするか)で査定します。


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